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17日からの春の彼岸で菊の切り花の需要がピークを迎えるため、13日夜、那覇空港では臨時便による県外への出荷作業が始まりました。

13日午後8時半過ぎ、那覇空港の貨物ターミナルでは春の彼岸用の大菊、小菊、スプレー菊、合わせて1800ケース、およそ20トンが臨時便のコンテナに積み込まれました。

県花卉園芸農業協同組合によりますと、2011年は震災後、菊の需要が落ち込みましたが、2012年3月は2011年同月の110パーセント、2010年同月の98パーセントに回復。特に3月の小菊は沖縄県産が全国の97パーセントを占めていることから、予約注文も伸びているということです。

出荷のピークは15日までですが、3月だけで航空便と船便、合わせて4000トンの菊の花が本土に出荷されるということです。