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八重山地区の中学校で使用する公民教科書を巡り、石垣市の保護者と児童が東京書籍版の配布の確認を求めている裁判の原告に、与那国町の保護者などが加わることになりました。

井口博弁護士は「石垣市とそれから与那国町の保護者と子ども、それぞれ1組ずつ訴訟提起を先週の金曜日いたしました」と話しました。

この裁判は石垣市内の保護者と児童が、石垣市や県を相手に、無償で配られる教科書は、東京書籍であることの確認を求めているものです。石垣市で会見した井口博弁護士は、新たに石垣市と与那国町の保護者とその子どもが原告に加わったと説明しました。

与那国町教育委員会の崎原用能教育長は、取材に対して「訴状が届いていないのでコメントできない」と話しています。