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アメリカの財政難などで予算が凍結され、沖縄に駐留する海兵隊のグアム移転が事実上困難になる中、その代替案の一つとしてハワイへの移転が持ち上がっていることがわかりました。

これはハワイの有力紙「ホノルル・スターアドバタイザー」が27日付けの一面トップで報じたものです。

これによりますと「アメリカ国防総省は沖縄に駐留する海兵隊のグアム移転の代替案としてハワイへの移転を検討していて今後、ハワイに1000人、もしくはそれ以上の兵員が増えるかもしれない」と伝えています。

2011年5月、アメリカ政府監査院は海兵隊のグアム移転にかかる費用が当初の3倍規模に達すると報告。こうした中、アメリカ議会は2012年度の予算からグアム移転費用の全額削除を決定しています。

記事では、「太平洋、アジア、中東地域を重視する新しい軍事戦略の中でハワイの重要性が増している」と指摘しています。