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田中防衛大臣は23日、仲井真知事と会談し普天間基地の辺野古移設についてあらためて県側に理解を求めました。

先週金曜日の東京での会談に続いて、田中大臣と仲井真知事との会談が初めて、ここ沖縄で実現しました。

田中大臣は「沖縄には厳しい声もある。誠心誠意、解決の糸口を見つけたい」と事前に用意した原稿を読み上げる形であいさつし、慎重な発言を心掛けているようでした。

肝心の普天間基地移設問題に関しては「日米合意が基本線」という考えを譲らず、一方、仲井真知事は、「辺野古は事実上無理、県外へ」という主張を繰り返し、会談は23日も平行線のまま終わりました。

防衛大臣のそれぞれの顔と名前は変わっても、政府と沖縄の溝が全く埋まらない現状が改めて浮き彫りになりました。