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小学生がプロの劇団と共演です。子どもの感性を伸ばそうという芸術体験授業が、12月5日、本部町の小学校で行われました。

これは文化庁の「次世代を担う子どもの文化芸術体験事業」のひとつで、優れた舞台芸術と触れ合うことで、子どもたちの発想力やコミュニケーション能力の育成につなげようというものです。

今回、プロの劇団によるワークショップが行われたのは本部町の崎本部小学校で、9月に劇団員から作品のテーマや発声法、振付などを学び練習を積んできました。

そして12月5日の本番。舞台は「なるほ堂」という不思議な道具を扱うお店。その不思議な道具で小学生の心の葛藤を描いた作品です。

体や表情を使ってワクワクという気持ちを表現したり、子どもたちはすっかり演劇の一場面に溶け込んでいました。ラストシーンでは、劇団員と一緒にテーマソングを歌い、会場いっぱいに力強い歓声が響き渡りました。

共演した児童は「恥ずかしかったけど楽しかった」と話し、別の児童も「恥ずかしかったです。(Q.終わってどんな気分?)すっきりした」と喜んでいました。

子どもたちは本物の演劇の臨場感と共演する緊張感に包まれて、最後まで真剣なまなざしで演技に熱中していました。