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八重山地区の教科書の選定をめぐって県の教職員組合が、16日沖縄戦の実相を記述している教科書を選ぶよう協議会に申し入れしました。

採択協議会に申し入れをしたのは、県教職員組合の山本隆司委員長ら3人です。山本委員長は、2007年の歴史教科書をめぐる県民大会での県民の総意を尊重し沖縄戦の実相を正しく記述している教科書の採択を求める要請文を八重山採択地区協議会の玉津会長に渡しました。

その後会見を開いた山本委員長によると要請に対し玉津会長は「特定の教科書を選ぶのではと言われている事は心外だ。信頼性を損なわないよう一生懸命作業をしたい」と答えたという事です。

山本委員長は会長には、後世に悔いを残さないような賢明な判断をお願いしたいと申し入れたと話していました。