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台風９号の暴風域に長時間さらされた県内では、各地で被害が出ました。
人的被害は、南城市で新聞配達をしていた73歳の男性が転倒し、大腿骨骨折の重傷を負ったほか、県内各地で強風にあおられて転倒する事故が相次ぎ、合わせて16人がけがをしました。
また、那覇市の国際通り入口にある「県庁北口」交差点など、22か所で信号機が故障し、４か所で信号機が落下しました。
暴風域に長時間入っていた影響もあって、各地で停電も広がっていて、沖縄電力によりますと午後５時現在、５万7900世帯で停電しています。