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この台風で、公共の交通機関にも影響が出ています。空の便は、午後から本土便、離島便ともにほぼ全便が欠航。那覇空港では午前中、予定を早く切り上げ、本土に向かう観光客で込み合っていました。

観光客は「仕事は全部休みだし、子どもも学校の部活に行けないし、もうどうしようかなって。初めてなので、今どうして良いかわからない状態です」と話していました。

海の便もほぼ全便が欠航。バスも午後2時の便を最後に運休。島袋夏子記者は「間もなくバスが運休するということで、県庁前のバス停には、急いで帰宅しようという人たちが大勢集まっています」とリポート。バス待つ男性は「あと2,3分後に来るんですけど、それが最後の一本になります。(Q:それを逃したら?)帰るのが大変になります」と話していました。

モノレールは午後3時の便を最後に運休。台風で各交通機関は大きく影響が出ています。

一方、もう一つ心配されているのが経済への影響。国際通りでは土産物店などが商品を店の中にしまったり、シャッターを下ろしたりと風対策をとる様子が見られました。

また5月の台風でも大きな被害を受けた農家。本島南部ではマンゴー農家がビニールハウスの屋根を補強し、雨や風に備えていました。