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東村高江区のヘリパッド建設に反対する市民グループが7日に沖縄防衛局を訪れ、北部訓練場などでオスプレイが使用される可能性について質しました。沖縄防衛局を訪ねたのは、生物多様性市民ネットワークのメンバーなど25人です。

メンバーは北部訓練場や現在、沖縄防衛局が建設を進めている高江区のヘリパッドでもオスプレイが使用されるかどうかを問いただしました。しかし防衛局は、ヘリパッド建設を巡り、反対している住民を相手に裁判を起こしていることを理由に、職員は「係争中の案件と関連がございますので、回答を控えさせていただきたいと思います」と回答を避けました。

これに対してメンバーの伊波義安さんは「地元の人たちを弾圧するためにやっている裁判。司法の力を借りてね。そういうことをやりながら係争中だから回答できませんなんて、とんでもない回答」と怒りをあらわにしました。

また、市民グループがヘリパッド建設工事の中止を求めたことに対し、防衛局は「従来通り安全に配慮しながら進める」と答えるにとどめました。