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沖縄戦の全ての戦没者の名前を刻む平和の礎に2011年分の追加刻銘が行われました。名前が新たに刻まれたのは205人です。糸満市摩文仁の平和の礎では、9日朝、新たに名前が刻まれた石板2枚が設置されました。

2011年、新たに刻銘されたのは、県内43人、県外162人の合わせて205人で、礎全体では24万1132人となりました。2011年に刻銘された205人のうち150人は、1944年、徳之島東方で潜水艦に撃沈された軍の輸送船「富山丸」の犠牲者3700人の一部で、大半が徳島県出身者です。

県によりますと、戦後66年が経ち、あらたに平和の礎に刻銘される人の数は、年々少なくなっているということです。