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重症化すると脳炎や肺炎などを引き起こし、命に危険を及ぼすこともあるはしかの根絶を目指して、公開シンポジウムが12日に浦添市で開かれました。

このシンポジウムは1989年から2001年に流行したはしかで、県内の子ども達9人が亡くなったことから、県内の小児科医がはしかの根絶を目指して立ち上げた、はしか0キャンペーンの一環で開かれました。

シンポジウムでは強い感染力を持つはしかは、予防接種を2回うけることで感染予防の効果があがることを改めて訴えていました。そのため各市町村と協力し2008年から5年間、中学1年生と高校3年生に全額無料で予防接種を実施していることが報告されました。

キャンペーンは5月14日までで、はしか0プロジェクト委員会では県内の中学校・高校などに広報ビデオやポスターリーフレットなどを配布して予防接種を呼びかける予定です。