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名護市辺野古で基地建設に反対する住民たちが闘争小屋から港のテントに移り、座り込みを始めて19日で7年になりますが、政府の方針は変わらず、解決のめどは経っていません。

座り込みが始まって7年の節目となる19日、テントには住民たちを激励しようと本土から支援者が訪れました。1957年、アメリカ軍立川基地の拡張に反対する学生たちが逮捕起訴された砂川事件の元被告・土屋源太郎さんたちです。

土屋さんたちは「皆さんのためにどんな協力ができるか話を聞くために来た。東京に帰って皆さんの生の声を伝えたい」と話し「この運動を進めていって、辺野古に基地を造らせないためには、本土でしっかりとした運動をこれからも強めていくことが必要だというように思っている」と話しています。

一方で、政府は辺野古への基地建設を明記した日米合意を実施するため5月末にも2プラス2の開催を目指しています。

嘉陽宗義さんは「辺野古は今まで敵味方だった。政権交代で辺野古もようやく一緒になるなと大喜びだった。怒りよりはがっかり」と話しています。

住民たちは基地建設計画が撤回されるまで座り続けると話しています。