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12日はインターネットを使って被災地の人たちが必要とする支援物資を届けるシステムを考え出したボランティアを紹介しました。13日は県内に避難してきた被災者の人たちに必要なときに必要な分だけの支援物資を、届けることができる、新たな取り組みについてです。

那覇市のNPO活動支援センターが始めた、新しい支援の仕組みはこの「うむいの木」。「うむいの木」に提げられているのは、被災者に譲ることができる支援物資の写真です。

「うむいの木」は、支援物資を届ける前に、携帯電話やカメラで撮った写真をセンターに送ってもらい、それを県内に避難している被災者が直接見て、必要な物資を集めることができるという新しいアイディアです。

田中美幸センター長は「写真を自分で閲覧して選ぶことで、他の人に躊躇することなく、欲しいものを手に入れることができるんじゃないかなと思います。」と話していました。

活動支援センターにはオムツや自転車の提供などすでに相談の電話が来ているということで、田中センター長は、「支援を途切れさせずに、長期的に取り組みたい」と話していました。

4月17日、日曜日には、那覇市のてんぶす全館で、チャリティーコンサートや子どもを連れて避難してきて方に向けた育児相談などが行われるそうです。NPO活動支援センターでも、今お伝えした「うむいの木」に提げる支援物資の写真を集めるということで、沖縄に避難されてきた方々は、見に来て欲しいと呼びかけていました。