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今回のメア日本部長の発言問題を受け、アメリカのルース駐日大使が10日午後、県庁に仲井真知事を訪ねて謝罪しました。

県庁に仲井真知事を訪ねたルース駐日大使は、神妙な表情で「沖縄訪問は4回目だが今回の訪問はとても痛みを伴う」と話し、改めて遺憾の意を表し次のように謝罪を述べました。

ルース駐日大使は「報道された発言内容は避難されて然るべきもの。米国の見解を反映したものではなく沖縄県民に対する米国の深い敬意を反映したものでもない」と述べ、さらに「今後一層の努力をもってアメリカと日本、沖縄との信頼関係の修復に努めたい」と話しました。

これに対して仲井真知事は「早い時期に信頼関係が回復するよう、私の方でも県民を代表して祈るしか今のところはありません。信頼関係が元に戻るまでには少し時間がかかると思いますので」と話しました。

また仲井真知事は「我々の気持は文書で総領事に送っている」と答え、対談は15分程度で終了。今回の発言で生まれた不信感が、簡単に消えるものではないことを示しました。