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白血病や両足の麻痺などを引き起こすHTLV-1ウィルスについて、正しい知識や予防法を知ってもらおうと、12日に那覇市でシンポジウムが開かれました。

HTLV-1ウィルスは日本全国におよそ110万人の感染者がいると推定されています。このウィルスは母子感染が主な感染経路となり、白血病などを引き起こすため、国は2010年に特命チームを発足させ、公費による妊婦検診の実施などが決まっています。

シンポジウムでは、HTLVウィルスに対する正しい知識や予防法を知ることが感染防止につながるとの指摘のほか、行政に対しては引き続き予防対策に取り組むよう強く訴えていくことの重要性が強調されました。