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2年前、いわゆる「年越し派遣村」で村長を務め、その後、内閣府参与に就任した湯浅誠さんの講演会が、11日、宜野湾市で開かれました。

11日の講演会は、生活困窮者を支援する「パーソナルサポート」事業のモデル地区として、2010年11月から活動が始まっている、沖縄や福岡など全国5都市の交流を目的に開かれました。

「パーソナルサポート」伴走型支援とは、生活困窮者が抱える、住居、食料、借金、就労などの多くの問題を、支援する側が、様々な関係機関と連携して、継続的に支援し、生活再建を進めようという取り組みです。

講演の中で、湯浅さんは「様々な分野の問題を抱えていても困っている人本人にとっては、問題はひとつだ、という認識が必要だ」と述べ、総合的な支援の重要性を訴えました。