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「骨」の観察を通して自然科学に興味を持ってほしいと「骨の研究」をテーマとした展示会が4日から県立博物館で開かれます。

「骨の科学展」は動物や人間の骨を比べて、その特徴を観察したり進化の過程を考えることで、自然科学に興味を持ってもらおうと企画されました。

動物のオスとメス、草食動物と肉食動物の骨格の違いを比べ、その動物がなぜ早く走れるか、傷の痕からどんな生活をしていたかなど、骨から見えるその生き物の様子を紹介しています。

また、展示会では体験コーナーもあり、さらに興味をかきたてます。記者は「鳥の骨格標本ですが、人の骨を表したスーツを着て、同じ体勢をとると、鳥のひざだと思われていたところが、人間の足首にあたることがこのスーツを着るとよくわかります」とレポートしました。実際に人間の骨格を表したスーツを着て、他の動物の骨格と比べるコーナーや本物の牛の骨を触ることができるコーナーも魅力的です。

「骨の科学展」は県立博物館で2月4日から3月21日まで開かれます。