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アナログ放送終了まであと半年となりましたが、沖縄県の地デジ世帯普及率は全国最下位を記録。なぜ早めの地デジの準備が必要なのでしょうか?河合キャスターのリポートです。

デジサポ沖縄・高良勲センター長「この状態が続くと必ずテレビを見られなくなる方がでてしまう」

現在、99.3%のエリアで地デジの視聴が可能になった沖縄県。しかしその世帯普及率は78.9%と全国最下位を記録。中でも離島の普及率の低さが目立ちます。

デジタル放送の特徴は、アナログ放送を圧倒的に上回る鮮明な映像、高画質・高音質で番組を楽しむことができます。

データ放送といった新しいテレビの活用法を生みました。

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アナログ放送終了は今年の7月24日。直前の準備では間に合わないのでしょうか?

河合キャスター「地デジの準備を急がなければならない理由。それはエコポイント制度の影響と夏場特有の工事の増加にあるんです」

去年12月にポイント数が半減したエコポイント制度。その影響で11月に半年分の地デジテレビを販売したというこちらの電気店では、商品の納入にかなりの遅れが生じました。

ベスト電器天久店・豊見山亮二係長「(11月)中旬購入になると1ヶ月待ち、(11月)後半は年内の配達は難しいですよという対応になりました」

今年3月末に完全に終了するエコポイント制度。多少の納品の遅れが3月以降にも予想されます。さらに・・・

ベスト電器天久店・豊見山亮二係長「エアコンの時期と重なってきてしまうので」

5月~7月、地デジの最後の駆け込みとなる時期と夏場に増えるエアコンの工事が重なってしまうのです。

ベスト電器天久店・豊見山亮二係長「(エコポイント制度の影響で)11月は(工事の)見積もりだけでも2,3週間待ちっていう形があったので、6・7月になるとそういう状況が予想される」

アナログ放送終了までにテレビを買っても、その準備が間に合わない可能性が多いにあるのです。

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地デジの準備はまずQABのチャンネルを見ることができれば条件を1つクリア!デジタル放送と同じUHFアンテナが必要とするQABを見ることができればこのアンテナ設備は整っていることになります。一方、VHFアンテナだけでは視聴することはできません。

アンテナと地デジテレビ、もしくはアナログテレビのままでもチューナーを購入すれば地デジの準備はほぼOK!また経済的な理由で地デジの準備ができない世帯には支援制度があります。県の試算ではこの制度を利用した人はまだ1割程度だということです。

アナログ放送終了まで後185日。地デジの準備、すんでますか?

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リポートにもあった県の支援制度ですが、県は対象者が6万世帯いると見込んでいますが、その申し込みはまだ1割ほどしか行われていないそうです。地デジや支援制度については左記の番号にお問い合わせください。