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健康診断や医療を目的とした観光、いわゆる医療ツーリズムの世界の潮流を学ぼうというセミナーが16日に開かれました。このセミナーは県内の医療や観光業の関係者を対象に医療ツーリズムの沖縄での今後の戦略について考えようと県が主催したものです。

県観光商工部の知念参事官は、県内観光はいま、景気後退にともない入域客数や収益が減少していて、付加価値の高い商品開発が必要だと挨拶しました。

セミナーではヘルスツーリズム研究所の高橋伸佳所長が医療ツーリズム先進国の韓国や欧米の例を紹介し、言葉など病院全体を国際化することや沖縄の特性を生かしたサービスで独自色を打ち出す必要があると話しました。

50万人の外国人患者の受け入れで1兆円の経済効果があるとの試算もあり、関係者は真剣に聞き入っていました。