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菅総理大臣は11日に所信表明演説を行い、沖縄の基地問題について「普天間基地を辺野古に移設する日米合意を踏まえつつ基地負担の軽減に尽力する」と述べました

菅総理の所信表明演説は午後1時過ぎからおよそ40分に渡って行われました。この中で菅総理は財政を健全化するために税制の抜本的な改革を行う方針などを示し、沖縄の基地問題については「普天間基地移設問題では先月末の日米合意を踏まえつつ、同時に閣議決定でも了承されたように、沖縄の負担軽減に尽力する覚悟です」と語りました。

また菅総理は今月23日の慰霊の日に糸満市で行われる全戦没者追悼式典に参加することも明らかにし「私はこの式典に参加し、沖縄を襲った悲惨な過去に思いを致すとともに、長年の過重な負担に対する感謝の念を深めることから、この沖縄問題についての仕事を始めたいと考えています」と述べました。