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およそ2万年前の人骨が発見された石垣市の新石垣空港建設予定地の洞穴調査で、今後の調査を進めるための委員会が10日発足しました。

2009年に石垣市の白保竿根田原洞穴で見つかった人骨は、2010年2月、骨を直接鑑定する方法としては、国内最古となる2万年前のものであることわかっています。

委員会は今後の調査を包括的に、そして効率的に進めようと設置されたもので、考古学のほか、人類学や地質学など、発掘調査に関する様々な分野の専門家で構成されています。

10日の1回目の委員会では各委員に委嘱状が交付され、国立科学博物館の馬場悠男名誉研究員が委員長に選出されました。委員会では今後、8月から再開される発掘調査の進め方や具体的な調査方法について検討していくことにしています。