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消費者金融に対し、法定利息を上回る払いすぎた利息の返還を求めて県内の債権者400人余りが一斉提訴しました。これでこの提訴は12回目です。

一斉提訴は沖縄クレジット・サラ金被害をなくす会が実施したもので、大手消費者金融などに利息制限法を上回るいわゆるグレーゾーン金利を払わされたとして、払いすぎた利息の返還を求めています。

債権者は県内の423人で合わせて4億6000万円余りの返還を求めています。

一斉提訴は8年前から行われ、今回が12回目。これまでの一斉提訴では累計で5900人余りが62億円の返還を求め、そのおよそ8割の返還を勝ち取っています。

来月18日からは改正貸金業法が施行され、グレーゾーン金利が撤廃されますが、被害をなくす会では今後も相談会などを実施し、多重債務者を救済していくことにしています。