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水面下で何が起こっているのでしょうか。
普天間基地の移設問題で、鳩山総理と平野官房長官は４日朝「政府がキャンプシュワブ陸上案をアメリカ側に打診した」という一部の報道を完全に否定しました。鳩山総理は「日本政府として何一つ提案したというのは事実ではありません。全ては誤報です」と話しました。
鳩山総理は政府が普天間基地の移設先として、キャンプシュワブ陸上案をアメリカ側に打診したという一部の報道をこう否定しました。
また、平野官房長官はアメリカのルース大使と２日に面会したことを認めましたが「今の段階で具体案を話すことはあり得ない。各検討委員からの提案が出ていない中で、陸上案うんぬんという話をするはずはない」と語りました。
また社民党の重野幹事長は「党の方針は何回もいうようにグアムです。沖縄にまた基地を残すということはとんでもない話だ」と国外移設にこだわる党の姿勢を強調しています。
検討委員会をまとめる平野官房長官は、政府としての具体案を５月まで公表しない予定で、与党間の協議やアメリカとの交渉は非常に見えにくいものになりそうです。