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複式学級の解消を目的にうるま市の4つの島の学校統廃合が検討されている問題で、うるま市教育委員会は、10日、この計画案を市議会に提案するかどうかを審議しました。

うるま市教育委員会は、2011年度から伊計島宮城島平安座島、浜比嘉島の5つの小学校を統合し4つの中学校を与勝中学校に吸収し統合する素案をまとめていました。

しかし、この案に対しては、「教育委員会の決断は拙速すぎで、納得できない」と4つの島全てで集会が開かれ統廃合反対の意思を示していました。

10日開かれた教育委員会の定例会は、4つの島の住民およそ30人が傍聴する中、審議が行われました。教育委員は「保護者もPTAも地域の方々も関心を持っていただけるなと思うので策定の予定だったかもしれませんが、継続してもっと説明をしていただきたい」と話しました。

委員からは、住民との合意形成が不十分だと意見があがり学校統廃合案は継続審議となりました。しかし、市の教育委員会では今後も住民への説明を行い学校の統廃合を目指していくということです。