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名護市の島袋市長は、普天間基地の移設先について政府から新たな代替案が提示された場合は歓迎すると述べました。これは10日に開かれた名護市議会の一般質問で野党議員の質問に答えたものです。

島袋市長は、普天間の危険性の除去が早期に解決できる新たな代替案が提示されれば歓迎すると述べました。また、普天間問題について、あすにも連立政権の与党3党が詰めの協議に入ることに関して、島袋市長は「基地問題、また防衛問題は国がしっかりと方向性を出し、名護市、県に持っていくべきだと思っている。我々としては一日も早く、早期に結論を出してほしい」と語りました。

島袋市長は、前任の岸本建男市長の後継として誕生しましたが、来月の市長選では前市長の長男の岸本洋平市議が対立予定候補の支持を表明しています。これについては「それはよくわかりません。奥さんも向こうで一生懸命やっているという話しを聞いておりますから、どうしてこうなったのか、よくわかりません」と話しています。

来月24日に実施される名護市長選挙では現職の島袋市長と、基地の国外か県外移設を訴える前教育長の稲嶺進さんの一騎打ちが見込まれる中、全国的な注目を集めています。