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子どもの思わぬ感性には、よく驚かされるものですがそれをどう伸ばすか。ひとつの試みを取材しました。子どもの想像力はとても豊か。迷うことなく真っ白なキャンバスに思いのまま筆を走らせます。先月、那覇市にオープンしたギャラリー。そのオープニングで個展を開いたのは・・・・・。

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『おめでとうーおめでとうー』『ありがとう』安里ななみちゃん6歳。

ななみちゃんの才能にスポットライトを当てたのは、子どもの可能性をカタチにしようと今年から始まった「キッズアートプロジェクト」これは糸満市の団体が子どもの落書きを一つの商品にして残そうと始めた試み。その一人目のアーティストとして選ばれたのがななみちゃんでした。ななみちゃんが生まれ育ったのは自然豊かな読谷村。ここで両親は陶芸家として働いています。

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お母さん「ななみは陶芸をやっていたときに生まれているのでそれこそ工房でベビーカーに乗せながら仕事をしてました。」

陶芸をするお父さん・お母さんの横で、一人黙々と粘土をこねたり、絵を描いて遊んでいたというななみちゃん。

お母さん「コーヒーカップ作っていると、これななもつくるーってひょいひょいってなんのためらいもなく作っちゃう。すごいよね」

そしてもう一人、ななみちゃんに作る楽しさを教えた人がいます。敷地内にあるそらいろえんのマキ先生。創作活動を大切にしているこの園ではおやつも自分達で作ります。

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山本真紀先生「(ななみちゃんは)とっても凝り性で何時間でも集中していられるそんな子でした」

さて、今回、ななみちゃんの個展を開こうと決めたのはお母さんでした。

お母さん「私が個展をしたときに、ななみちゃんの絵もでてくるのって言われて、じゃあ次にしますねって」

キッズアートプロジェクトをきっかけに、ななみちゃんの作品を楽しみにしてくれる人がいるそれならやってみようと思ったといいます。使う人が持ちやすいように大きな取っ手がついたコーヒーカップ。今にも飛び出しそうな猫が描かれた皿。ななみちゃんいちおしの作品を聞くと・・・・・

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Q、どこが好き?『ものが歩いているところ』3枚の長皿に描かれた物語。さあ森に出発だあ!車にのるよ。歩いていくよ。ルンルンルン。

Qどうでした?来場者「すごかった、すばらしいですね〜、(子どもの絵も)いいものは取って置いたり貼ったりしますけど」「色とかかわいいむすめもがんばって作ります」「楽しくいろんなことやろうね?」

恵まれた環境でのびのびと成長しているななみちゃんの後ろには、やはりななみちゃんの可能性を引きだそうという母・貴美枝さんの努力もあります。そこにはうまい下手ではなく、描いたことに拍手を送ろうという貴美枝さんの子どもに対する姿勢がありました。

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お母さん「どの子もを描いたり作ったりは絶対好きなはず、ただそれをちょっとスゴイねっていってあげて、それで気分がよくなってやめずにいられる。創作するってことは内側から出てくる人間に大切なこと。やめてほしくない」

ななみちゃんの種が開いたはじめての個展。これをきっかけにななみちゃん、ますます作ることが好きになったようです。

ななみちゃん楽しかった?Qまたやりたい?「またやりたい!」でも、やっぱり6歳の女の子。何しているときが一番楽しいかという質問には・・「外で遊んでいるとき!やっぱかくれんぼ」

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ななみちゃんのキラキラしたまっすぐな瞳が印象的でしたね。子どもは原石、技術や経験が少ない分は大人が少し手を差し伸べてあげると、才能はさらに開花するんですね。

ななみちゃんの作品はこちらのウェブサイトで紹介しています。以上子育て応援団でした。