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波紋が広がっている普天間基地の嘉手納統合案について、政府与党の国会議員が嘉手納町に提案していたことが29日に分かりました。

嘉手納町の宮城町長によりますと政府与党の国会議員が今月4日、町役場を訪れて政府の素案を提示。その内容は、普天間基地の機能を15年の使用期限を付けた上で嘉手納基地に統合し、その後グアムまたはアメリカ本国に移すというものです。

宮城町長は29日午前、記者団の質問に、「(この嘉手納統合案で)日米合意が仮になされるとしても、地域住民の意思を代表して私はそれを承知できない。承認するわけにはいかない」と答え、あらためて嘉手納統合案に反対する姿勢を示しました。