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アメリカのゲーツ国防長官がに日本に到着し、普天間基地の移設問題について、岡田外務大臣などと意見を交わした模様です。

ゲーツ国防長官はブッシュ政権時代に国防長官に就任し、オバマ政権でも国防総省のトップを務めています。名護市辺野古での基地建設計画についてゲーツ長官は、今回、日本に向かう専用機の中で「滑走路の位置について多少の柔軟性を持っているが日本政府と沖縄の問題だ」と述べ、普天間の県外移設を模索している民主党連立政権に揺さぶりをかけています。

ゲーツ国防長官は20日に岡田外務大臣と会談し「現行案が唯一実現可能な案だ。日米合意に従って在日米軍再編の着実な実施が必要で早期に結論を出してもらいたい」と述べました。

21日は鳩山総理、北沢防衛大臣と会談する予定で、11月のオバマ大統領の日本訪問に向けてどこまで具体的な議論が進むのか、「県外・国外」を基本政策とする鳩山政権の出方をしっかり見届けたいものです。