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辺野古での基地建設に向けた環境影響評価の準備書を審議している審査会は2日調査内容の不備を厳しく指摘する答申書を県に提出しました。

環境を専門とする大学教授などでつくる審査会は辺野古での基地建設に向け国が作成した準備書について10回に渡って審議を行い、環境調査の問題点を指摘してきました。

2日県に提出した答申書はこの意見をまとめたもので、基地建設がジュゴンに与える影響や航空機の騒音に関する予測調査が不十分だとして、環境評価手続きの実質的なやり直しを求めています。

審査会の津嘉山会長は「私達が十分でないと判断した(準備書の内容)がかなりありましたので、実質的には書き直し(要求)と言ってもいいのではないか」と話しています。仲井真知事はこの答申内容を参考に13日に知事意見を沖縄防衛局に提出します。