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沖縄道州制懇話会は24日、県に対して、沖縄は独特の権限を持つ単独州が望ましいとの最終提言をしました。

学識経験者やNPOなどで構成される沖縄道州制懇話会は、2007年から道州制の導入とそのあり方について検討を重ねてきました。

24日午後、仲井真知事を訪ねた懇話会の座長を務める仲地博・沖縄大学教授らは、最終提言として「歴史や地理、文化が一体感をもつ地域を一つの州とし、権限や財源を州に移譲する。これによって政治や行政を住民の身近なものにすることがあるべき姿だ」と提言しました。

これを受けて仲井真知事は「現在策定中の21世紀ビジョンにも取り入れやすい」と述べ、提言を大いに参考にしたいと話していました。

提言を終えて仲地座長は記者団に対し「(最終提言は)沖縄単独で州になり、その単独州は他の標準的な州が持たない権限を持った州だ」と強調しました。