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安土桃山時代に作られるようになった織部焼を集めた作品展が3日から名護市の博物館で開かれています。

織部焼はいまから400年ほど前の安土桃山時代に千利休の弟子だった古田織部が完成させたもので、ろくろで作りながらも左右の高さや模様が全て違う斬新さが大きな特徴です。

この時代は織田信長と豊臣秀吉が権力を握り、自由闊達な雰囲気の中、躍動的で豪華な作品が数多く生み出されました。織部焼はその中でも時代を代表する新鮮さと奇抜さを兼ね備えていて、見る人に驚きを与えます。

これらの作品を製作した岐阜県在住の山田正和さんは器の歪みを許し、色の濃淡を風流として楽しむようになった安土桃山時代の風を作品を通して感じてほしいと話していました。織部焼展は6日の日曜日まで名護博物館で開かれています。