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15年前の長野・松本サリン事件で被害を受けた河野義行さんが、犯罪被害の体験について講演し、被害者支援制度の充実を訴えました。

河野義行さんは15年前、オウム真理教が起こした松本サリン事件によって家族5人が被害を受けました。

河野さんは「自分が警察に逮捕されるのでは」といった憶測の報道による影響などで世間に犯人視され、精神的にも大きな苦痛を受けた経験を語りました。また河野さんは「逮捕されれば、世間はその人を犯人として扱う。そうなると妻はどういうことになるか。殺人者の妻、というラベルを世間が貼る」と当時の様子を語った上で、日本では年間180万件もの犯罪が起きている中、肉体的や精神的、それに経済的にも被害を受ける被害者と、その家族を助ける支援制度はまだ十分でないと指摘しました。

来場者からは「どういう風に、犯人と決め付けずに真実のみを世間に伝えていくのか。マスコミはもう一度考えてほしいと思いました」という意見や「自分と近い人であればあるほど、自分自身が普段のその人を知っている。そういう思いで接したりしたほうが、真実は見えてくるような気がします」と感想を話していました。