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ダイビング事故が発生した事を想定した救助活動の合同訓練が30日に座間味島沖で行なわれました。

訓練には海上保安庁の巡視船やヘリ、ダイビング関係者などおよそ70人が参加。訓練ではまず、ダイビング中の数人が流されたと想定し、巡視船が救助し引き上げる訓練や、ヘリコプター救助の際、強い風に波があおられて起こるダウンウォッシュの体験が行なわれました。

体験者は「マスクを付けていたから目が開けられたが、マスクが無かったら何も見えない状態」「呼吸できないような感じがありました」「体が弱っている人にとってはかなり強い衝撃だと思います」と話していました。

第11管区会場保安本部の今井伸一救難課長は「ダイビングをする際は健康管理を十分にし、前の日は深酒しないで十分に睡眠を取る。余裕を持ってダイビングの計画を立てるというのが、事故防止につながってくる」と話しています。

第11管区海上保安本部によりますと、ダイビング中の死亡事故は2009年はすでに3件発生しているということで、注意を呼びかけています。