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4か月連続で観光客数が前年を割っている危機的状況を官民一体で打開しようと観光関係者を集めて誘客や受入を推進する臨時大会が開かれました。

ローカルヒーロー・琉神マブヤーもサプライズで登場した臨時大会には旅行業やホテル会社、航空各社などおよそ600団体が参加しました。

仲井真知事は「集まった皆さんの力を結集して、沖縄観光を回復させよう」と挨拶、夏に向けて盛り上げようと訴えました。このあと最近の観光客の動向や今後の見通し、また来月から3億円をかけて実施される沖縄観光特別対策事業の内容などが報告されました。

ところで国際通りに面するお土産店は軒並み去年に比べ2割以上の売上減と話しているほか去年までは3000円を超える泡盛も売れていましたがリーズナブルなものを選ぶ傾向になるなど客単価にも変化が出ているということです。

お土産店の店員は「もう、どこもそうだと思いますよ。お土産屋は厳しくなってきてるんで国際通りは夜とか全然人が歩いてないです」と語り、また別のお土産店の店員は「ここまで変化が起きてるとは思わなかったんで正直おどろいてます。「先月は去年に比べて(客数が)1000人くらい落ちてるんですよね」と話していました。

県では来月から緊急の観光特別対策事業としてテレビやラジオ、新聞を使った沖縄PRやネットでのプレゼントイベントを実施、また団体客にも最大50万円の支援を決めています。集計中の3月の観光客数も前年割れが確実となる中、キャンペーンの強化や官民一体となった県民運動での巻き返しに期待がかかっています。