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国の天然記念物になっているオキナワトゲネズミを保護するため、県が国頭村などに対し、トゲネズミの生息地を森林伐採対象地としないよう通知していたことが21日までにわかりました。

オキナワトゲネズミは最も絶滅が心配される哺乳類として国のレッドデータブックにも記載され、2008年に30年ぶりに生きた個体が見つかっていました。しかし生息地とされるやんばる北部は国頭村の木材生産拠点産地として設定されいて、WWFジャパンが生息地やその周辺を森林伐採対象地から外すよう求めていました。

WWFジャパンでは今回の県の対応を評価するとともに、オキナワトゲネズミの保護に役立ててもらおうと、生息地の地図情報を県に提供しています。