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アメリカ軍の軍艦2隻が4月3日から石垣港に寄港すると伝えてきたことに対し24日に大浜市長が会見を開き、改めて寄港の中止を求めました。石垣市の大浜長照市長は「このように激しく利用されている超過密の港に、軍艦を受け入れる余地など到底ありません」と反発しています。

24日午後、石垣市役所で会見を開いた大浜長照市長は、アメリカ軍が4月に機雷を発見するための掃海艇2隻を石垣港に寄港させると通知してきたことに対し「民間港の軍事利用は許さない」と改めて強い反対の意思を示しました。

軍艦の寄港は当初4月1日に予定されていましたが、その日は大型のクルーズ船が入港するため、アメリカ軍は3日から5日に寄港のスケジュールを変更しています。しかし、市によると3日からは全長150メートルの砂利運搬船が寄港する予定で、他の漁船や定期船に影響が出る可能性もあります。

外務省は25日に再び日米地位協定室長を石垣市役所に派遣し、石垣市に入港への理解と協力を求める方針ですが、大浜市長は拒否する姿勢を崩していません。