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新石垣空港建設に伴う環境アセスメントはずさんだとして、自然保護団体のメンバーらが県を相手に起こしていた裁判で、那覇地裁は24日、原告の訴えを棄却しました。ただ、アセスのやり方について、県を批判しました。

この裁判は自然保護団体のメンバーらが新石垣空港建設の環境アセスはずさんだと違法性を指摘し、アセスに使われたおよそ1億円の返還を当時の稲嶺県知事らに求めていたものです。

24日の判決で那覇地裁の田中健治裁判長は、県の環境アセス自体の違法性は否定し、返還請求を退けました。ただ、アセスのやり方について触れ「方法書の作成前に行われた調査は大規模なもので、状況確認の範囲を超えてアセスを行おうとした」と県を批判しました。

原告は控訴するかどうか、今後検討する方針です。