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普天間基地の早期返還を求めるため、7月末にアメリカを訪れる予定の宜野湾市の伊波市長が16日、沖縄防衛局を訪れ改めて返還を要請しました。

要請は、伊波市長の7月末からの訪米を前に実施されました。

この中では、航空施設周辺の安全を確保するためアメリカ軍が独自に取り決めている安全基準に対し、普天間基地の近くには小学校などもあり、基準に著しく違反していると指摘。基地の早期返還をあらためて求めました。

これに対し沖縄防衛局の真部朗局長は「アメリカ軍の内部基準に対し、詳細を述べる立場にない」としながら「再編計画の中で普天間基地の機能を移設することで対応していきたい」と回答しました。

伊波市長は、27日からアメリカ太平洋軍総司令部などを訪ね、これらの問題を直接指摘する予定です。