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高層マンションの建設を巡って、周辺の住民らが那覇市を訴えている裁判の初めての口頭弁論が27日に那覇地裁で開かれました。

この裁判は、那覇市おもろまちの旧市役所建設予定地が民間業者に売却され、高層マンションの建設が予定されていることについて周辺住民が起こしたもので、那覇市が違法に安い価格で土地を売却したとして、市に損害賠償を求めています。

27日の第一回口頭弁論では原告の意見陳述が行われ、代表の男性が、マンションが建設されると周辺住民は耐え難い圧迫感や日照不足の影響を受けると説明。「問題の土地の売却価格は市場価格を大きく下回り、業者に不当な便宜を図っている」と訴えました。

訴えに対して那覇市は「売却した価格に違法性はない」などと反論し、棄却を求めています。