※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

4月、浦添市で見つかった化学弾の可能性のある不発弾について、防衛省は8日から撤去作業を開始しました。付近では交通規制も、避難勧告も行われていません。

撤去作業は8日、午前中から始まり不発弾を密封したものと思われる金属製の容器が、処理現場のテントから数時間ごとにクレーンで運び出されていました。

現場は住宅街で近くには小学校もありますが今回の処理作業は交通規制や付近住民への避難勧告も出されませんでした。近くの住民は「子どもたちの通学路でもあるので気になる」「(作業は)前もって聞いていないですしこの辺の人たちは。やっぱり公にせずに撤去するってことですかね」と不安な様子で話していました。

今回の作業は防衛省の直轄で行われ密封された不発弾は嘉手納弾薬庫に移送される計画ですが、防衛省側は「爆発の危険性はない」と話し円滑に作業を進めることを理由に移送ルートも明らかにしていません。