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今月13日に北谷町でおきたアメリカ人の少年の窃盗事件。アメリカ軍の憲兵が少年たちを基地内に連れ戻したことなどの対応を巡って県警幹部がアメリカ軍に直接会ったことを明らかにしました。

この問題は、事件が起こった当時騒ぎの通報を受けて県警よりも先に現場に到着した憲兵隊が、県警の事情聴取や身柄引き渡しの求めに応じず少年達を基地に連れ戻したことについて、県警と憲兵隊の意見が食い違っていたものです。

24日の会見で県警の捜査幹部は、23日に沖縄署の玉那覇署長らが直接憲兵隊のバーナード・ヘス少佐に会って遺憾の意を示したことを明らかにしました。これに対しヘス少佐は「沖縄署の見解は理解し、憲兵隊員には常に指導を徹底している」と述べ、謝罪の言葉はなかったということです。一連の事件で指摘された警察権の問題についても決着しないまま収束することになります。