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那覇市おもろまちの元那覇市役所予定地を売却処分した際、市に損害を与えたとして、16日、住民らが翁長那覇市長を相手に48億円あまりの損害賠償を求める裁判を起こしました。

提訴したのは、おもろもまち一丁目周辺に住む26人で、元那覇市役所予定地を売却する際、周辺の土地価格より安い価格で土地を処分したことは不当で、市に損害も与えたと主張しています。

提訴したおもろまち一丁目住環境を考える会の知念哲治代表は「破格値で安売りする結果をもたらすためには、どのような那覇市のやり方、手続きがあったかを明らかにすれば、すべて私たちが問題にしていることが出てくる」と述べました。

提訴を受けて翁長市長は「那覇市議会での財産処分の議決など、法令上必要となる所定の手続きを経て適正に売却した」と反論しています。