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世界第6位のブラジルの国営石油会社ペトロブラスが、西原町の南西石油の株式のほとんどを取得し、1千億円規模の投資を行って、県内で本格的な石油事業を開始すると発表しました。これはペトロブラスが2日、記者会見で明らかにしたものです。

会見で川上オズワルド社長は、沖縄は台湾や中国のほか、日本の本土が2000キロ圏内にあり、輸送面で大きなメリットがあると沖縄進出の理由を説明しました。

ペトロブラスは南西石油をブラジル産の原油を精製し、中国やアジア地域に輸出する重要な拠点と位置づけていて、1000億円規模の投資を行い、設備を整えることにしています。

またペトロブラスはバイオ燃料の製造販売でも知られていて、事業開始後は、県内産のサトウキビも視野に開発を進めたいと話しています。