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アメリカ軍再編で日米が合意したキャンプハンセンの共同使用に伴い、陸上自衛隊が17日からキャンプハンセンで訓練を開始しました。

アメリカ軍再編に伴う初めての訓練を実施しているのは、陸上自衛隊第一混成団の隊員およそ150人で、17日と18日の2日間、コンバットタウンなどの訓練施設で野営訓練やロープを使った降下訓練を行っています。

17日午前7時40分には陸上自衛隊のトラックが次々とキャンプハンセンに入っていきました。

自衛隊の共同使用を巡っては、計画が浮上した当初、反対していた金武町など地元の3つの町村が2007年11月に受け入れに転じ、これを受けて政府は3町村に合わせておよそ2000万円の今年度分の再編交付金を約束しています。

今回の訓練に対して基地のゲート前では平和団体が抗議活動を展開し、「いま沖縄中が日米の軍事訓練の嵐にさらされている」と訓練の中止を求めました。