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国頭村が北部振興策の補助金を不正に受給していた問題で、国は5500万円あまりを返還するよう村に命じました。村は不服申し立てに向けて協議する姿勢を示し、全面対決の様相です。

2005年度の北部地域園芸農業活性化事業で、国頭村は当時未完成だったハウスが完成していたように装い、国の補助金を受給していました。

国が返還を求めているのは去年6月にすでに返還した1戸を含む16戸の国庫分に当たる5500万円あまりで、加算金を合わせおよそ6600万円に上ります。

これに対し国頭村は「年度内に完成していたものもあり、主張が認められず残念。不服申し立てを視野に弁護士と協議する」と争う姿勢を示しています。