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救急専用のヘリコプター「ドクターヘリ」の配備を求め、3日、北部の12市町村長が6万4000人あまりの署名と要望書を仲井真知事に提出しました。

県庁を訪れたのは名護市の島袋市長ら北部の市町村長と、北部地区医師会の名嘉真透会長らでつくる要請団です。

メンバーらは「北部地域の緊急医療体制を確保するためにドクターヘリの配備を強く要請する」とした市町村長の要望書と6万4240人分の署名を仲井真知事に提出しました。そして、北部地区医師会の名嘉真会長が「(ドクターヘリは)中南部にも必要だが、北部地区の住民を見捨てないで考慮を願いたい」と訴えました。

要請を受けて仲井真知事は「(ドクターヘリは)北部ではどうしても要ると思うが、今の条件では入れられない。現状に合うルールの変更・改定を踏まえて一生懸命やる」と答えました。また、要請書を提出した島袋市長は「一日も早いドクターヘリの導入を求めていきたい」と話しています。