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琉球王朝時代の名のある漆器を一堂にあつめた琉球漆器名品展が15日、浦添市美術館で始まりました。展示されているのは16世紀から近代までのもので、いずれも普段は目にすることのない文化財級の一品です。

会場には、朱漆の地に模様を貼り付けていく堆錦で彩られた重箱や提げ重、螺鈿の卓や天目台など、72点が展示されています。

なかでも目を引くのは国王が儀式の際に使用した「御供飯」と呼ばれる物で、密陀絵との対比が美しく、琉球漆器のなかで唯一重要文化財に指定されています。