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県議会12月定例会は19日、最終本会議を開き、嘉手納基地などでアメリカ軍の訓練が激化していることへの抗議決議を可決しました。

アメリカ軍は12月、嘉手納基地と普天間基地で空軍と海兵隊の即応訓練を実施。山口県にある岩国基地からFA18戦闘機約30機と海兵隊員600人が参加する異例の大規模な訓練で、嘉手納基地周辺だけでなく、北部でも戦闘機が住宅地域の上空を飛行し、爆音に苦情が相次ぎました。

19日の県議会最終本会議で、米軍基地関係特別委員会の親川盛一委員長は「米軍によるたび重なる離陸や訓練の激化は、基地の強化や負担の増大にほかならず、基地負担の軽減に逆行するもので、到底容認できるものではない」と、抗議決議の提案理由を述べ、大規模な即応訓練や深夜、未明の離着陸に厳重に抗議し、こうした訓練を実施しないよう求める抗議決議が全会一致で可決されました。