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アメリカ空軍と海兵隊は3日朝から嘉手納基地と普天間基地で、異例の大規模な合同訓練を開始しました。訓練は7日まで続く予定で、地元は一斉に反発しています。

訓練は3日、8時半から開始され、山口県岩国基地所属のFA18戦闘機が次々と離陸、激しい騒音を撒き散らしました。

嘉手納基地の主力戦闘機F-15は、アメリカ本国で起きた同型機の墜落事故の原因究明のため、現在飛行を停止中で、合同訓練には参加していません。

海兵隊員600人も参加する異例の大規模な訓練に抗議の声が上がりました。嘉手納町議会・基地対策特別委員会の田仲康栄委員長は「基地機能の強化が先行して、住民の負担軽減というのが一つも出てこない」と憤りをあらわにしました。

また、正午ごろから通称・安保の見える丘で抗議集会が開かれ、参加者らは「もううるさくて、うるさくて!」「沖縄の基地そのものがアメリカの植民地のような状態になってきてるのではないかと懸念する」と訴えていました。

一方、普天間基地では中型輸送ヘリや輸送機などが訓練を行っていたほか、3年前に沖縄国際大学に墜落炎上したCH53D大型ヘリの同型機3機が駐機場に姿を見せていました。

今後、合同訓練の一環で民間地の上空を飛行するのではないかと懸念が強まっています。

この事態を受けて北谷町議会は臨時議会を開き、F-15戦闘機の即時撤去と3日から始まった大規模訓練の中止を求める抗議決議と意見書を全会一致で可決しました。

4日からは模擬爆発装置や拡声器を使った本格的な即応訓練が行われる予定で、周辺地域には不安が広がっています。