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9月末から沖縄を訪れていた国際環境保護団体、グリーンピースの一行は、名護市辺野古沖での潜水調査をした結果ジュゴンの生息環境が脅かされていると報告しました。

グリーンピースの一行は9月23日から辺野古沖の潜水調査を始めていて沖縄を離れる前に会見を開きました。調査ではジュゴンの餌となる海草がアメリカ軍の水陸両用車に踏みつけられている跡や海底に調査用の機材が設置されているのを確認。この海域はジュゴンの生息に非常に適している環境であるものの、すでに破壊が始まっていると語り基地の建設中止を訴えました。

グリーンピースのクリスチャン・プレイトさんは「専門的視点から見ても大浦湾、辺野古の海一帯は保護区として守らなければならない。基地を広げるのではなくて、保護区をつくるのが解決策だ」と訴えました。グリーンピースでは辺野古周辺の海域を海洋保護区にすべきだと主張していて、今後も海を守る地元の人たちの支援を続けていきたいと話しています。